ニットやコートを着ていると、どうしても気になってくるのが毛玉です。
毛玉取りは安いものから高いものまでたくさんありますが、実際に使ってみると、
「思ったより取れない」
「本体が大きくて使いづらい」
「パワーが弱くて何度も往復しないと取れない」
など、意外と使い勝手に差があります。
私はクリーニング店で長年衣類を扱っており、仕事でも毛玉取りを頻繁に使用します。
いくつかの毛玉取りを使ってきましたが、現在仕事で使っているのが、IZUMIの「毛玉とるとる」です。
今回はスペックを並べた比較ではなく、実際にクリーニングの仕事で使っていて感じる良いところと、使用するときの注意点を書いてみます。
仕事で使い続けている一番の理由は「弱すぎない」こと
毛玉取りで重要なのは、単純にパワーが強ければいいということではありません。
ただ、仕事で何着も処理していると、パワー不足の毛玉取りはかなり使いづらく感じます。
何度も同じ場所を往復しなければならなかったり、毛玉が残ってしまったりするからです。
これまで他の毛玉取りも使ってきましたが、
- 本体が大きすぎる
- 握りづらい
- パワーが物足りない
と感じるものもありました。
その点、「毛玉とるとる」はサイズ感とパワーのバランスが良く、特に「弱すぎない」というのが、仕事で使っていて気に入っているところです。
現在確認できる購入履歴では2022年に購入していますが、同タイプの毛玉取りはそれ以前から長く仕事で使用しています。
主にニットとコートに使用
クリーニング店では、主にニットやコートの毛玉を取るときに使用しています。
特にニットは、着用による摩擦で脇や袖、身頃などに毛玉ができやすい衣類です。
実際のクリーニング作業では、洗って仕上げるだけでなく、こうした毛玉を整えるだけでも見た目の印象がかなり変わります。
コードレスで使えるのが仕事ではかなり便利
もう一つ気に入っているのが、コードレスで使えることです。
衣類は平らな場所だけで作業するとは限りません。
服の向きを変えたり、場所を移動したりしながら毛玉を取ることもあるので、コードがないだけで取り回しがかなり楽になります。
必要に応じて電源につないで使用できる点も便利です。
家庭で数着だけ使う場合には小さな違いかもしれませんが、仕事道具として繰り返し使っていると、この使いやすさは結構重要です。
掃除が簡単なのも使い続けている理由
毛玉取りは使っていると、内部や刃の周辺にかなり繊維くずが溜まります。
そのため、取れ方だけでなく「掃除しやすいか」も大切です。
この機種はパーツを簡単に外すことができ、羽の周辺に溜まった繊維くずを取り除きやすく、掃除した後の取り付けも簡単です。
頻繁に使う道具なので、毎回のメンテナンスに手間がかからないのは大きなメリットだと感じています。
私はフィルターを外して使うこともあります
ここからは、メーカーが案内している一般的な使い方というより、クリーニング店で実際に使っている私自身の使い方です。
通常は刃の前にあるフィルターを付けて使用しますが、仕事では衣類によってフィルターを外して使用することがあります。
フィルターがない分、刃が毛玉にダイレクトに当たりやすくなり、毛玉を取りやすいと感じるためです。
ただし、この使い方には注意が必要です。
カシミヤでは特に注意
フィルターを外した状態では、毛玉だけでなく衣類表面の繊維にも刃が直接当たりやすくなります。
特にカシミヤのように表面の風合いや起毛感が重要な素材では、毛玉だけを取るつもりが、表面の起毛まで削ってしまう可能性があります。
そのため、カシミヤなどのデリケートな素材では、私も同じ使い方はしません。
毛玉取りは「よく取れるほど良い」という道具ではなく、衣類の素材によって使い方を変えることが大切です。
家庭で使用する場合は、基本的にメーカーの取扱説明書に従い、まず目立たない場所で試してから使用することをおすすめします。
長年使って結局残った毛玉取り
毛玉取りは決して高価な道具ではありません。
だからこそ、これまで仕事の中でいくつか試してきました。
その中で現在も使っている理由は、
- パワーが弱すぎない
- 本体のサイズ感がちょうどいい
- 持ちやすい
- コードレスで取り回しがいい
- 掃除が簡単
- ニットやコートの毛玉がしっかり取れる
という、日常的に使う道具としてのバランスがいいからです。
「一番高性能な毛玉取りはどれか」という比較ではありません。
クリーニングの仕事で実際に長く使ってきて、今も普通に手に取っている。
毛玉取りを探している方にとって、その経験が一つの参考になればと思います。
※この記事にはアフィリエイトリンクを含む予定です。リンクを経由して商品を購入された場合、当店に紹介料が入ることがあります。購入者の方に追加費用が発生するものではありません。